夏の夜、本気で狂った音が、鳴り響いたかな?
そうであって欲しいし、そのつもりで演奏した。
いつも即興中心の演奏活動をしている。
でも、赤虫は、ほかのどの演奏よりも肉体的負荷を要求される。
初めて3人で演奏した時(昨年6月)、途中で心臓がプチっと音がなったような気がした。
今回も、いつものごとく、最初で飛ばした。我に返ったら、地面がまわっていた。
一瞬、ああ、ここで倒れるかもしれない、とさえ思う。
でも倒れる訳にはいかない。少しだけ水分補給して、再び、立ち向かった。
気づけば45分。
おそらく、鬼の形相での演奏していたのだろう。
嬉しいことに、目の前のお客さんが暴れていた。
これがライブの醍醐味。
お客さんとの関係性、それぞれのライブハウスの雰囲気。
ここは山口・萩。人口5万人に満たない街で、しかも、真夏の暑い夜、
果たして、お客さん......予想外に来てくださった。
きっと、マスターの岡田さんご夫妻が、たくさんたくさん声をかけてくださったのだろう。
もちろん、対バンの方々の活動にも感謝である。
演奏後、じっとしていられなくて外に出たり中に入ったり外に出たり。
やっと落ち着いた頃に、とりあえずビールいっぱい飲みながら楽器を片付けた。
演奏後1週間経過してこのブログを書いているのだけど、あの瞬間とかこの瞬間とかそしてブレークの瞬間とか、
共演者の顔を睨みつけるほどの集中力の中での演奏だったことが、まだ強烈な印象として残っている。
またこの瞬間を体験したい。
ありがとうございました。
写真を林一恵さんという方(twitter)が一眼レフで撮影しておられ個人的に頂いたので紹介します。
とても気に入っています。
※二本吹きがインパクトあったのかな? 複数のお客さんとも二本吹きのことを話した。
他の方も、twitterでたくさん写真をアップしてくださっています(twitterのリンクと写真を紹介します)。
Dogutterさん
kanzu1229さん
tamanegi_btkさん(会場:玉ネギ畑さんアカウント)
loveapple8さん
*写真はクリックすると端末のサイズに合わせたサイズで表示されます。
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赤虫は2013年全身パンクドラマー内村耐寒とPANICSMILEの中心人物であり◯菌のギタリストでもある吉田肇により結成。2016年、即興演奏家、中村勇治が加わる。赤虫の音は高速の阿吽の呼吸から生まれる。肝の部分言おうか。完全即興演奏である赤虫の正体はパンク。内村耐寒
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菊ヶ浜夜会 SideB
2017/8/26(土)
赤虫(内村耐寒+吉田肇+中村勇治)
内村耐寒(drums)
吉田肇(guitar)
中村勇治(soprano saxophone, bass clarinet)
カンズ
萩百景
[…] 8/26〜27に赤虫のライブで萩に行ってきました。 ライブハウス・玉ネギ畑のオーナーご夫妻に大変お世話になり、萩周辺観光もセットです。 本当にありがとうございました。 暑くて疲れ […]