Scandalous Cats Night 2 無事終えることができました。
お客さま、共演の方々、会場の方、ありがとうございました。
前半デュオ基本、後半全員という構成でした。
冒頭のもってぃに話しかけられてちょいとびっくりでしたが、言葉で返そうか音で返そうか瞬時の判断は音を選びました。これがスタートでした。
もってぃとのデュオはお互い反応し合いました。
gumiさんと福島さんのデュオはひたすら美しく美しく美しい展開。福島さんが模造紙を破る音もなかなか効果的に聴こえました。
少し荒い音になってから私も参加。少し長めのトリオ編成から福島さんとのデュオ。
福島さんが20分連続でダンスということもあり、ゆっくり目のフレーズを吹いたのですが、そうは(少し休んでもらうことには)ならなかったかもしれません(ごめんなさい)。
前半最後の組み合わせ、もってぃとgumiさんの展開は予想外のものでアクセント的な場面になり、僕も傍らで楽しんでおりました。
後半。
静かに静かに静かに静かに音を。
gumiさんの準備してきたサウンドオブジェクトが心地よく響く。
ダンサー二人も自由に踊っていてそれがなにより企画者冥利。
おっと、僕も演奏者だった、という感じになるほど。
今回は無茶吹きは封印し(良くも悪くもかもです)、ロングトーンとメロウさを追求したのですが、場をもう少しとらえることが出来たら、とも思いました(このあたり前日の感想の影響多かれ少なかれ)。
終演。
幅の広いいろいろな感想をいただく。終演後、お客さんであり住んでいる場所が近いかたと少し食事したあと、自宅でバーボン飲みながらtwitterいくつか投稿。そのまま引用しておきます。
2日連続のパフォーマンス。感想の振れ幅が大きくて面白い。
悩んだことをずばり指摘されている面と
案外そうではなく楽しんで頂いた面と
両面あって久しぶりに「あーー楽しかった」だけで終わらない感じ。個人的には、企画自体は成功しているけど僕の演奏は悩み多し。
かな.....?
— 中村勇治_826萩 (@neco_ug) 2017年8月19日
企画しかつ演奏すること。
一度思い切って演奏しない企画というのもありなのかな〜※元々演奏機会を作るために企画を始めたという一面もあるんだけど。#でも案外悩みは小さいし #バーボンが美味しい
— 中村勇治_826萩 (@neco_ug) 2017年8月19日
邪魔になると思ったら音を出さないという選択肢をいつでも持っているつもりなんだけど、そういった時、管楽器という制約がどうしても出てくるようにも思う。音を出さないというスタンスを徹底するためにはもう少し鍛錬が必要みたいだ。
— 中村勇治_826萩 (@neco_ug) 2017年8月19日
でも、2日とも、縁あって演劇をされている方が観に来てて、かつ、とても興味を持って下さってそれは企画をしていてとても嬉しい場面の一つです。
そうそう、演劇も音楽もダンスも朗読もあらゆる表現が行き来するような場を醸成していきたい、かきまぜたい、というのはここ最近の活動スタンスです。— 中村勇治_826萩 (@neco_ug) 2017年8月19日
*写真頂いています。有難うございます。瞬間瞬間を捉えた良い写真がいっぱいです☆
▼似たような形になるのか、別の形になるのか、まだわかりませんが、また企画していければと思っています。
改めてありがとうございました。
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■Scandalous Cats Night 2
福岡の暴れん坊4人による即興パフォーマンス!昨年に続き2年連続の開催!
■2017/8/19(土)
■箱崎水族館喫茶室 http://www.hakosui.net/
■出演:Dance & Music (2人 × 2人)
▼Gumi (Piano, Noise)
▼中村勇治(Bass Clarinet, Soprano Saxophone) https://capture.nakamurayuji.com/
▼福島由美(Dance) https://www.facebook.com/magnetroom.01/
▼山本泰輔(Dance)
capture plus vol.17・・・2013年より、音と音以外の表現者との即興パフォーマンスを中心に開催。主宰は中村勇治。過去に、舞踏家、ダンサー、書道家、ポエト リーリーダーを迎え、既存の枠にとらわれない多種多様な表現の場を目指しています。
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