【お礼】20250426 fluxにて出演(Berlin Netzzz! ベルリンネッツ! vol. 01 in Fukuoka) @artspacetetra

nakamurayuji

共演者の方々、主催の方々、対バンの方々、お手伝いいただいた方々、ありがとうございました。
大変な熱量のイベントだったと思います。主催の方に改めて敬意を表します。

会場に着くとさっと活気に溢れた現場が迎えてくれた。音は爆音、いろんな人で溢れ返り、あちらこちらでコミュニケーションの場が生まれていた。
この時は某作業で心の余裕のない時期であまりフレンドリーにコミュニケーションを取ることができず、でも演奏には集中して臨んだ。

微かな微音
空間を包み込む温かい音
抑制された音の断片と
限られた狭い場所ではあるがそこで存在感を放つ舞踏の視覚的存在
僕は小物とソプラノサックスでその場の雰囲気に浄化されたような音を心がける
演奏の場所から右奥に置かれたもう一つのインスタレーション作品が鎮座する
お客さんは所狭しと地面に座っておられる(もちろんeitoさんのマウンテンがあるからその上に座るので汚れない)のがまた独特な良い雰囲気を醸成する

なにか心あらわれる儀式のような演奏になったのかもしれない
温かい大きな拍手
あとで音源聞き返したけどなかなか良い

ベルリン、行ったことはないけど、ベルリンに住んでいる(住んでいた)アーチストは何人かライブも見たし、あるいは、共演歴もある。テトラという存在を、ベルリンで認知していただいていることが嬉しい。今回のこのイベントはベルリンのコミュニティの、一部を体験できたということでとても価値あるものと思っている。

他の出演アーチストの音楽も聴けた。主に電子音楽ではあったけれど、僕にはない研ぎ澄まされた感性を感じたし僕のある意味旧い表現の延長にこうした文脈の音もあるのかなとも思った。年代なんて、と思うけれどどうしても育った環境に左右されるのはやむを得ない。そういう意味では意識のアップデートはこれからも行なっていきたいがいつしかもしかするとアップデートが止まってしまう時も来るのかもしれない。ただそれは個人のことであって社会全体では常に何かがアップデートしていく、そんな社会、そして、音楽、芸術の存在する世の中が続いてほしい。そんな中から社会を揺るがすような何かが創生されることを願う。(当日そんなことを考える余裕もなかったが)約1.5ヶ月経過してあのイベントのことを反芻しての(あくまで個人の)感想です。

▼アーカイブがart space tetraのInstagramに残っておりました


Berlin Netzzz! ベルリンネッツ! vol. 01 in Fukuoka
2025 4月 26日(土曜日)

会場 / Venue
@artspacetetra

■出演者 / Performing Artists
◇ 4/26(土) パーティー!:
・Moriaariava, Dylan Bakker, Takuya Kurihara/ 実験音楽
・Yutaka Sakamoto x 黒山羊 / エクスペリメンタル
・玄繕 + hospi /石を削る音のパフォーマンス
・flux /インスタレーション、映像、音響、サックス、歌、舞踏等

■ 展示参加アーティスト / Exhibiting Artists
・SHOXXX /インスタレーション
・Moraariava /インスタレーション、プリント
・Dylan Bakker /コラージュ、プリント
・Francesco Mancori / 映像、プリント
・Kurihara /ペインティング、ドローイング
・峰松宏徳 /インスタレーション
・flux (調原作、八尋eito恵、中村勇治、codama、松岡涼子、城野敬志)/インスタレーション、映像、音響、サックス、歌、舞踏等
・Johannes Marx/ パフォーマンス映像(作品のみ参加)
・Emilee Sheldon /プリント(作品のみ参加)
・長野光宏 /映像(作品のみ参加)
・chuuu /プリント(作品のみ参加)
・Kyra Van Erp /インスタレーション(作品のみ参加)
・Martu Hlavajová /イラスト(作品のみ参加)

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