【お礼・配信ライブ】2020/7/18 3つの個性1(ピピサンアロニ/codama/倉地久美夫/+中村勇治) #artspacetetra #artspacetetra20200718

nakamurayuji

art space tetraという福岡のオルタナティブスペースの共同運営メンバーになって初の主催ライブ。
コロナの影響で配信ライブという形式にはなりましたが、無事、終了しました。

出演者の皆様、視聴くださった皆様、そして、当日手伝ってくださったテトラスタッフの方々、本当にありがとうございました。

▼演奏のこと
三者三様それぞれの個性がうまくつながっていろいろな場面を堪能できました。

のびやかな声とキャッチーさと哀愁を同居させた美しいメロディの持ち主・ピピサンアロニさん
楽曲をやさしく丁寧に丹念に歌い上げ、独特な緊張感のなかに心地よさを見出すことのできるcodamaさん
音量、音質、そしてうたいかたまでもがダイナミックに変化し、ユーモアと謙虚さも交えながらのスリリングな倉地久美夫さん
私はといえば、ときにメロディアスに、ときに遊び、ときに絡み、と楽しくサックスを吹くことができました。

▼配信のこと
今回、当初は配信、自分でやろうとさえ思っていたのですが、それは明らかに不可能でした。
演奏することと裏方を兼用することは絶対に無理だと。
そういう意味で、今回、テトラスタッフの二人が、配信と音響調整に大活躍してくださいました。
本当にありがとうございました。

▼当日までと当日思っていたこと。
このご時世です。
そして、いつも準備なく即興演奏を中心に活動している僕にとっては、うたとの共演、そして慣れない配信と、さらにはコロナをはじめとした世の中の渦巻。
いつもなら考えなくて良いことを基準に何かしらの判断を行うことの不自由さ。
正解とかない、といつも思っていたし、人生も仕事も音楽もそんなもんだ、と開き直っていたつもりではあったけれど、
それでも、いま目の前にある何かに対して何かしらのその場限りかもしれない正解を見つけ出す必要がある局面がたくさんで。
正直、テンパったり、メンタルもぎりぎりでした。
そんななか、なぜライブやるのっていう自問自答はずっと繰り返され、
あー、でも、現場はきっと楽しいだろうな、とか、
あー、その後につながっていくこともあるだろうなとか(実際、音源制作の話も進むかもしれません)
いろいろ思っておりました。
もちろんこのイベントが終わって、充実感・達成感は大きいものでした。
ただ、再び、次のステップに進むことがなかなか難しい局面になっています。

「配信」で伝わるもの、「配信だから」伝えられるもの
その一方で「現場」で伝わるもの、「現場だから」伝えられるもの
そういったことを考えると、大きく新しい宿題がまだまだ残っているようです。
次回予定していたライブは「現場」を想定しており、昨今の状況からいったん中止・延期としました。
暫くこの状態が続きそうです。
それでも新しいもの面白いもの僕にしかできないものは何かしら存在していると信じて進んでいくしかないと思っています。

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3つの個性1

2020年7月18日(土)
art space tetra YouTube Channnelにて
アーカイブURL:https://www.youtube.com/watch?v=OU1w3Ur7AZY

出演:
ピピサンアロニ
codama
倉地久美夫
+中村勇治

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