尺八、ギター、そして私のソプラノサックス・バスクラリネットによるcaptureでの出演、終了。
来ていただいた方、共演・対バンの方、お店の方、そして、主催のシェーン、ありがとうございました。
この日は、谷本さんの尺八に寄り添いつつ、白水さんのギターの音にも反応しながらの演奏でした。
谷本さん、いつもはピックアップマイクを使用されるのですが、この日はスタンドマイクを使用していたため、僕の音も谷本さんのエフェクトシステムに組み込まれることとなり、これが偶然ながらなかなかおもしろいサウンドを創り上げていけたのではないかと思います。
このサウンドなら、即興でありながらアバンギャルド色は弱く、こういった場所以外でも演奏できるのではないかという気付きも得ることが出来ました。
*Egberto Gismonti,Jan Garbarek,Naná Vasconcelosらのサウンドをイメージされたかたもいらっしゃって、そういえば、一時期ECMたくさん聴いたなあ、とか思い出した(あ、でも、Gismontiってあんまり聴いたことがない事も思い出した。聴いてみようっと)。
JYURIN・・・シェーンのノイズが本当に美しく、そこにマットのギターが絡んでいく演奏。視界が大きく開け広大な土地に出会えたようなそんな素晴らしい演奏。
PORTA CHIUSA・・・メインゲスト。これはもうただただ耳を澄ませて聴くしかないわけですが、同じクラリネット属の楽器を演奏するものとしては本当に様々な演奏・音のエッセンスが随所に現れて消え、途中からスタンディングして観たよ、聴いたよ。抑制された音世界に、(推測だけれど)それでも許された自由を最大限に発揮して遊んでいるかのような演奏。だからCDも買っちゃった。
*シェーンボーデン撮影分掲載
*中村撮影分：最初の一枚はcapture音出し風景(中村以外)
終演後にいたるところに出来た出演者とお客さんの輪。その輪もなかなか崩れることがなく僕は完全に楽器の片付けを忘れておりました。
打ち上げも大人数になるかと思いきや、４人で、逆に濃い話で盛り上がりまして、うち六本松の２人はさらに。。。すると三味線をされている方と能楽師と出会うなどでなかなか偶然にしては驚きの夜でした。楽し。ありがとうございました！
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2016/9/24(土)
deterra presents..............PORTA CHIUSA （スイス）福岡演奏
Porta Chiusa（スイス）
Michael Thieke(clarinet)
Paed Conca(clarinet)
Hans Koch(clarinet)
guests
JYURIN：
shayne bowden(noise,electronics)
Matt Richelson(guitar)
capture：
中村勇治(s.sax,bass-clarinet)
谷本史童(尺八)
白水マサキ(guitar)
Art Space tetra
http://www.as-tetra.info/
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